“あおざつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
青紙幣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素手すででもって、あなたは十二ルーブリどころか、十五ルーブリ、それも銀貨ではなく、手の切れるような青紙幣あおざつで受け取れるのですよ。
ところが、わがコペイキン大尉の懐ろにある全財産といえば、せいぜい*6青紙幣あおざつが十枚に、銀貨で小銭が少しばかりという心細さ……。
青紙幣あおざつ——五ルーブル紙幣のこと。紙幣の色により、当時五ルーブル紙幣を青紙幣、十ルーブル紙幣を赤紙幣と称した。
(新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
その手は*青紙幣あおざつの持ち合せがあったかどうかと、かくしの中をまさぐっていた。
(新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)