“露程”の読み方と例文
読み方割合
つゆほど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世にもミジメに深刻な母性愛と、ステキな才智の結晶とも見るべき彼女の悲しい頭の働らきが、そこまで行き届いていようとは露程つゆほども想像し得なかったのだ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
然し、孫娘の光子にはそんな懸念は露程つゆほどもないと見え、朝から家を外にの、乳母子ねんねのようなしゃぎ方。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)