“霜曇”の読み方と例文
読み方割合
しもぐも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから四五日たったのち、——ある霜曇しもぐもりの朝だった。保吉は汽車をとらえるため、ある避暑地の町はずれを一生懸命に急いでいた。路の右は麦畑、左は汽車の線路のある二間ばかりのつつみだった。
寒さ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)