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震々
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しんしん
ふりがな文庫
“
震々
(
しんしん
)” の例文
するとそれを眺めていた土地の老翁や神官などが、みなあッと、声を放って
哭
(
な
)
いた。その声と共に、
震々
(
しんしん
)
、梨の木は葉をふりこぼし、幹は血のごとき樹液をほとばしらせた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“震々”の解説
震々(ぶるぶる)は、鳥山石燕の妖怪画集『今昔画図続百鬼』にある日本の妖怪。
『今昔画図続百鬼』によれば、恐怖を感じた人間の首筋がぞっとするのは、この震々が人間の襟元に取り憑くためであり、別名「臆病神」「ぞぞ神」ともされている。稲田篤信らによれば、臆病神とは敵に後ろを見せる心を生じさせる神であり、ぞぞ神とは恐怖のために全身の毛をそそけ立たせる神とされる。
『ゲゲゲの鬼太郎』では紙の中に封じられた妖怪として登場。相手に寒気を起こさせることを得意とする。
(出典:Wikipedia)
震
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
々
3画
“震”で始まる語句
震
震駭
震撼
震動
震災
震盪
震旦
震慄
震怒
震声