“震々”の読み方と例文
読み方割合
しんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとそれを眺めていた土地の老翁や神官などが、みなあッと、声を放っていた。その声と共に、震々しんしん、梨の木は葉をふりこぼし、幹は血のごとき樹液をほとばしらせた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)