“雲嶺”の読み方と例文
読み方割合
うんれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文政九年丙戌へいじゆつ二月三日の條に、「二日、藤枝に至り、荷溪かけいまた雲嶺うんれいを問ふ、到島田問苾堂、壽阿彌爲客かくとなりこゝにあり、掛川仕立屋投宿」
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
手紙には考ふべき人物九人と苾堂の親戚しんせき知人四五人との名が出てゐる。前者中儒者には山本北山がある。詩人には大窪おほくぼ天民、菊池五山、石野雲嶺うんれいがある。歌人には岸本弓弦ゆづるがある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)