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難有
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ありがたき
ふりがな文庫
“
難有
(
ありがたき
)” の例文
中には見ず識らずの人も多きにわざわざ書を寄せられてとかくの御配慮に
預
(
あずか
)
る事誠に
難有
(
ありがたき
)
次第とそぞろ感涙に沈み申候。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「重々
難有
(
ありがたき
)
御言葉。何分老年と申し
覚束
(
おぼつか
)
なき事に
存候
(
ぞんじそうろう
)
。しかし御方様よりの仰せに付、
畏
(
かしこ
)
まり奉る。まことに身に余る面目。老体を顧ず滞京、千代造稽古の儀
御請
(
おうけ
)
申上
(
もうしあげ
)
候」
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
松雪院様何とやらん
面
(
おも
)
はゆげに愚老が耳の傷痕を見そなはせられ、かの
砌
(
みぎり
)
は女の身として酒興に乗じ便なきことをし侍りぬ、許せよと被仰候、何共恐入候儀にて唯々
難有
(
ありがたき
)
事に奉
レ
存候
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“難有”で始まる語句
難有味
難有迷惑
難有候
難有泪
難有連
難有過
難有由時々申出候