“雑録欄”の読み方と例文
読み方割合
ざつろくらん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はもう服を改め、顔を洗ったあとのさっぱりした気色きしょくで、母の肘掛椅子ひじかけいすのそばにこしを下ろして、持ち前のなだらかな響きのいい声で、『討論新聞ジュルナル・デ・デパ』の雑録欄ざつろくらんを読んでやっていた。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)