“雑武者”の読み方と例文
読み方割合
ぞうむしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「道誉はなぜ見えぬか。かりそめにも、源中納言を刑するに、雑武者（ぞうむしゃ）の手をもってする法やある。——道誉にまいれと申せ」
私本太平記：05 世の辻の帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
そこな雑武者（ぞうむしゃ）待てと、つづいて聞こえる。清盛は、足をとめて
新・平家物語：02 ちげぐさの巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「だまれ。おん方（かた）を、誰とおもうぞ。雑武者（ぞうむしゃ）のぶんざいで」
私本太平記：03 みなかみ帖 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)