雑作ザフサ)” の例文
旧字:雜作
かき上る段になれば、何の雑作ザフサもない石城シキだけれど、あれを大昔からとり廻して居た村と、さうでない村とがあつた。こんな風に、しかつめらしい説明をする宿老トネたちが、どうかすると居た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)