“雄敵”の読み方と例文
読み方割合
ゆうてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮に新九郎の夢を憶測すれば、それは終生の雄敵ゆうてき鐘巻自斎のかたちか、分れ難きを分れている可憐な千浪の姿であらねばならぬけれど、今朝の新九郎は、夢みている人にしては余りに淋しい寝顔である。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夢寐むび雄敵ゆうてきあらわ
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)