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陽縞
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ひじま
ふりがな文庫
“
陽縞
(
ひじま
)” の例文
やがて、幽寂な山時雨の音が
遠退
(
とおの
)
くにつれて、原生樹林の底はふたたび明るくなってきた。孔雀青の高い空から陽が斜めに
射
(
さ
)
し込んだ。玻璃色の
陽縞
(
ひじま
)
の中にもやもやと水蒸気が
縺
(
もつ
)
れた。
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
自然の幽寂な音楽が
遠退
(
とおの
)
くにつれて、深林の底は再び明るくなった。紺碧の高い空から
陽
(
ひ
)
が斜めに射し込んだ。明るい
陽縞
(
ひじま
)
の中に、もやもやと水蒸気が
縺
(
もつ
)
れた。落ち葉の海が、ぎらぎらと輝き出した。
熊の出る開墾地
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
縞
漢検準1級
部首:⽷
16画
“陽”で始まる語句
陽
陽炎
陽気
陽光
陽氣
陽溜
陽脚
陽焦
陽火
陽射