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陽光
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ひざし
ふりがな文庫
“
陽光
(
ひざし
)” の例文
暑い
陽光
(
ひざし
)
が、百日紅の上の、静かな空に漲つてゐた。……原子爆弾がこの街を訪れるまでには、まだ四十時間あまりあつた。
壊滅の序曲
(新字旧仮名)
/
原民喜
(著)
午後三時の秋の
陽光
(
ひざし
)
が、静かな狭い小路の屋根や柳に懸ってゐる。ここまで来ると、彼は吻とするのだ。或る家の軒下には鶏が籠に入れられて、大根の葉を啄んでゐる。
背後
(新字旧仮名)
/
原民喜
(著)
その調子はまだ整っていないので、時に順一たちを興がらせるのであったが、今は誰も鶏の啼声に耳を傾けているものもなかった。暑い
陽光
(
ひざし
)
が、
百日紅
(
さるすべり
)
の上の、静かな空に
漲
(
みなぎ
)
っていた。
壊滅の序曲
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
“陽光”の意味
《名詞》
陽 光(ようこう)
太陽の光。
(出典:Wiktionary)
“陽光(
太陽光
)”の解説
太陽光(たいようこう、en: sunlight)とは、太陽が放つ光である。日光(にっこう)とも言う。地球においては生物の営みや気候その他自然現象に根幹的に影響を与えている。人類は、太陽の恵みとも言われる日の光を享受し、古代より共存し発展してきた。
(出典:Wikipedia)
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“陽”で始まる語句
陽
陽炎
陽気
陽氣
陽溜
陽脚
陽焦
陽火
陽射
陽暦