“陸影”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りくえい50.0%
おか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見よ、煙霧の尾が海をはなるる切れ目の一せつなに、東の光をうけてこうごうしくかがやける水平線上の陸影りくえい! 長さ約八キロもあろう。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
そのあいだに一点の帆影はんえいも見えない、一すん陸影りくえいも見えない。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
陸影おかを離れてから間もない三日目の、二十三日の朝早く、無電技手が腰を抜かしたまま船橋ブリッジから転がり落ちて来た。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)