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阿母
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かあ
ふりがな文庫
“
阿母
(
かあ
)” の例文
「あら! ……」と忽ち機嫌を損ねて、「だから
阿母
(
かあ
)
さんは嫌いよ。
直
(
じき
)
ああだもの。
尋常
(
ただ
)
のじゃ厭だって誰も言てやしなくってよ。」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
阿母
(
かあ
)
ちゃん。
胚胎
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「へえへえ、恐れ入りました」、と
莞爾
(
にっこり
)
して、「じゃ、
尋常
(
ただ
)
のでも
好
(
い
)
いから、
屹度
(
きっと
)
よ。ねえ、
阿母
(
かあ
)
さん、
欺
(
だま
)
しちゃ厭よ。」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「まあ、そうかい」、と
吃驚
(
びっくり
)
した拍子に、今迄の奥様がヒョイと奥へ
引込
(
ひっこ
)
んで、
矢張
(
やっぱり
)
尋常
(
ただ
)
の
阿母
(
かあ
)
さんになって了った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“阿母”の意味
《名詞》
母親を敬い、親しみをこめていう語。
乳母。
(出典:Wiktionary)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
“阿母”で始まる語句
阿母様
阿母樣
阿母加奈志
阿母嘉那志