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阿娜
ふりがな文庫
“阿娜”の読み方と例文
読み方
割合
あだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだ
(逆引き)
橋廊下の
阿娜
(
あだ
)
な女は、
片肱
(
かたひじ
)
のせた欄干に頬づえついて、新九郎の後ろ姿をいつまでもじっと瞳の中へ
溶
(
とろ
)
けこむほど見送っていた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
齒ぎれの良い調子、
莞爾
(
につこり
)
すると、
漆黒
(
しつこく
)
の齒がチラリと覗いて、
啖呵
(
たんか
)
のきれさうな唇が、
滅法
(
めつぽふ
)
阿娜
(
あだ
)
めいて見えます。
銭形平次捕物控:004 呪ひの銀簪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あれは故越路太夫の養女の小しづと云ふ妓であつたさうだが、美人と云ふよりは実に
阿娜
(
あだ
)
な女であつた。
青春物語:02 青春物語
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
阿娜(あだ)の例文をもっと
(6作品)
見る
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
娜
漢検1級
部首:⼥
10画
“阿娜”で始まる語句
阿娜女
阿娜者
阿娜気
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阿娜女
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“阿娜”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
久生十蘭
吉川英治
山本周五郎
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