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阿備
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あび
ふりがな文庫
“
阿備
(
あび
)” の例文
阿備
(
あび
)
か——と飛びつくように迎えてくれるであろうと思っていた母の姿も見えなかった。いや母の部屋だけにたった一つあった
箪笥
(
たんす
)
も寝台も見えなかった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「母上、あなたの息子は、今帰って来ました。
阿備
(
あび
)
とお呼び下さい。阿備ですよ」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
阿備
(
あび
)
、おいで!」と、きつい顔して、彼の腕を片手で引っ張った。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
阿備
(
あび
)
」と、声まで、常とはちがって呼んだ。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
備
常用漢字
小5
部首:⼈
12画
“阿”で始まる語句
阿母
阿呆
阿魔
阿父
阿弥陀
阿爺
阿諛
阿片
阿波
阿修羅