開間あきま)” の例文
と、お蘭は、父親から竹法螺をひったくると、蹴放されたままで、月光を射し込ませている表戸の開間あきまから、戸外そとへ走り出た。
猿ヶ京片耳伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)