“閃(きっ)” の例文
間もなく与茂七とお袖は宅悦の家から『藪の内(やぶのうち)』と書いた提燈(ちょうちん)を借りて出て往った。其の時直助が出て二人の後を見送って閃(きっ)となった。
南北の東海道四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
怪量は閃(きっ)となってそれを見据えたが、やがてその眼がきらりと光った。
轆轤首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)