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錦霜軒
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きんそうけん
ふりがな文庫
“
錦霜軒
(
きんそうけん
)” の例文
見るからに静かそうな、一戸の寒亭が
戸閉
(
とざ
)
してある。古びた
戸額
(
とがく
)
の文字を仰ぐと、船板に
白緑青
(
びゃくろくしょう
)
、題して「
錦霜軒
(
きんそうけん
)
」と
誌
(
しる
)
してある。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また一つは、別な目的をもって、
錦霜軒
(
きんそうけん
)
に
起伏
(
きふく
)
しながら夜中何かの策動をやっているのであろうという想像。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二人の巣としている
錦霜軒
(
きんそうけん
)
——船見山の山蔭さして、後をも見ずに駈けだしました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錦
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
霜
常用漢字
中学
部首:⾬
17画
軒
常用漢字
中学
部首:⾞
10画
“錦”で始まる語句
錦
錦絵
錦繍
錦紗
錦襴
錦葉
錦小路
錦手
錦町
錦織