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鋸挽
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のこぎりび
ふりがな文庫
“
鋸挽
(
のこぎりび
)” の例文
三日間を生きたままで晒して置いて、それから
生命
(
いのち
)
を取るという段取りになっている。その生命を取る方法には、首斬りもあれば
鋸挽
(
のこぎりび
)
きもある。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
粗製の法律で一人のみじめな男の首を
鋸挽
(
のこぎりび
)
きしている彼を、眼前に描きだしてみるがいい。
死刑囚最後の日
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
美人
鋸挽
(
のこぎりび
)
きの車のついた大きな箱、剣の刃渡りのドキドキと光ったダンビラの
梯子
(
はしご
)
、ガラス張りの水槽、脚に鏡をはりつめたテーブルなどが、種々様々のグロテスクな、不気味な陰影を作って
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“鋸挽(鋸挽き)”の解説
鋸挽き(のこぎりびき)は、死刑の一種で、罪人の体を鋸で挽く刑罰である。紀元前から中世および近世の日本で行われた。また、ヨーロッパや中国(『五車韻瑞』、『塵添壒嚢鈔』11、また『北斉書』文宣皇帝本紀(穆嵩)と薛嬪伝(薛嬪の姉))でも行なわれた。
(出典:Wikipedia)
鋸
漢検準1級
部首:⾦
16画
挽
漢検準1級
部首:⼿
10画
“鋸”で始まる語句
鋸
鋸屑
鋸山
鋸引
鋸歯
鋸目
鋸葉
鋸草
鋸屋
鋸歯状