“鋳替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いが50.0%
ふきかえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「八年まえ、庚辰年かのえたつどしの九月三日のことでした、ええ」と与平は語った、「その年の六月に新しく銀が鋳替いがえになって、銭相場の上り下りがひどく、私の店などもかなり大きな損をしたものですが、 ...
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「一日百両として、千両。前の時には日に四十両で済んでいるが、天和のときの慶長小判と今の鋳替ふきかえ小判とでは、金の値打が違っているし、それに諸式が上っているし……」
吉良上野の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)