“銀盃”の読み方と例文
読み方割合
ぎんぱい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十年一日のようにある事業家を助けて三つ組の銀盃ぎんぱい金子きんすとを贈られたという民助は、台湾の方で事務でも運ぶように節子の話を運んだ。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
私は佐藤君がある宴会の席で、社から貰った銀盃ぎんぱいを持って来て、私に酒をすすめてくれた事を思い出した。その時彼の踊った変な踊もまだ覚えている。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)