銀瓶ぎんぺい)” の例文
鼎形かなへがたの瓶かけに銀瓶ぎんぺいの湯のたぎる音を聽きつゝ、前面の淀川からお城の角櫓すみやぐらの白壁までを見渡したガラス障子越しの眺めに感心して、道臣は直ぐ自分の家にもガラス障子をめたのである。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)