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銀杏樹
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いちょう
ふりがな文庫
“
銀杏樹
(
いちょう
)” の例文
考古学教室は、五区の左側にある赤い
煉瓦
(
れんが
)
づくりの古風な二階建であって、まわりには
銀杏樹
(
いちょう
)
とポプラとがとりまいていた。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
野は秋も暮れて
木枯
(
こがらし
)
の風が立った。裏の森の
銀杏樹
(
いちょう
)
も
黄葉
(
もみじ
)
して夕の空を美しく
彩
(
いろど
)
った。垣根道には
反
(
そり
)
かえった落葉ががさがさと
転
(
ころ
)
がって行く。
鵙
(
もず
)
の
鳴音
(
なきごえ
)
がけたたましく聞える。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
銀杏樹
(
いちょう
)
やポプラを植えこむには、ずいぶん困りました。でも、赤煉瓦のまわりには木がないと、考古気分が出ないというわけで、いろいろと
工夫
(
くふう
)
をこらして、やっと成功したのです。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
杏
漢検準1級
部首:⽊
7画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“銀杏樹”で始まる語句
銀杏樹下