銀屋しろがねや)” の例文
「いえ、伊丹いたみの御城下におりまする銀屋しろがねや新七という者でございます」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御幽囚ごゆうしゅうをうけて以来、われわれ三名、いかにしても、お救い申しあげんものと、早くから城下の一商人銀屋しろがねやの奥にかくまわれ、機を伺うこと半歳、ついに目的を達して、城中のさる者に賄賂まいないを送り
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)