“銀丹”の読み方と例文
読み方割合
ぎんたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打ち囲んで案じる人々の顔は、医師の一挙一動、また芥子粒けしつぶほどな銀丹ぎんたん(神薬)をその歯の間にふくませて、うまくのどへ落ちるかどうか。それさえ固唾かたずを呑む思いで、時たつのも忘れていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)