トップ
>
金環
>
かなわ
ふりがな文庫
“
金環
(
かなわ
)” の例文
世間の噂では、「ロボの
頸
(
くび
)
に
金環
(
かなわ
)
がついている。」とか、また、「かれの
肩
(
かた
)
には
悪魔
(
あくま
)
の
仲間
(
なかま
)
である印として
逆
(
さかさ
)
十字の
斑点
(
はんてん
)
がある。」
動物物語 狼の王ロボ
(新字新仮名)
/
アーネスト・トンプソン・シートン
(著)
オルガは甲谷の傍へ寄って来ると、支那婦人の用いる
金環
(
かなわ
)
の
鐲
(
たく
)
を手首に
嵌
(
は
)
めて涼しげに鳴らした。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
その片脚を古い鎖で繋がれた
金環
(
かなわ
)
のもうすつかり錆びた円周を終日噛りながら、時としてふと、何か気紛れな遠い方角に空虚なものを感じたやうに、いつもきまつて同じ一つの言葉を叫ぶ。
測量船
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
“金環”の意味
《名詞》
金でできた環。
古墳時代の金属製の耳飾り。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
環
常用漢字
中学
部首:⽟
17画
“金環”で始まる語句
金環結
金環蝕
金環類