“金環結”の読み方と例文
読み方割合
きんかんけつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして各二万を三手に分かち、三どうの元帥と称する者——金環結きんかんけつを第一に、董荼奴とうとぬを第二に、阿会喃あかいなんを第三に備えて、待ちかまえているという。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蛮将の金環結きんかんけつは、手下を叱咤しながら、炎の中から衝いて出た。その影を見ると、蜀軍のうちからも、誰やら一将が現われて、猛闘血戦の末、遂にその首を取って、槍先につらぬき
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)