“阿会喃”の読み方と例文
読み方割合
あかいなん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ阿会喃あかいなん董荼奴とうとぬは、先に孔明に放されて、自分たちの洞中に引っ込んでいたが、孟獲から呼び出しがくると、この二人だけは
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして各二万を三手に分かち、三どうの元帥と称する者——金環結きんかんけつを第一に、董荼奴とうとぬを第二に、阿会喃あかいなんを第三に備えて、待ちかまえているという。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——だが、もし俺でなかったら、今日なんざ、とても生きては還れるどころではなかった。太え奴は董荼奴とうとぬ阿会喃あかいなんのふたりだ。すぐ手分けして、奴らの首を持ってこい」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)