“金善”の読み方と例文
読み方割合
かねぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて御約束の十時になって金善かねぜんの前へ来て見ると、夜寒の頃ですから、さすが目貫めぬき両替町りょうがえちょうもほとんど人通りが絶えて、むこうからくる下駄の音さえさみしい心持ちです。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「楽器のある店は金善かねぜん即ち金子善兵衛方ですから、まだなかなかです」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)