“野仏”の読み方と例文
読み方割合
のぼとけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸護持院ヶ原の野仏のぼとけだった地蔵様が、おぶわれて行こう……と朧夜おぼろよにニコリと笑って申されたを、通りがかった当藩三百石、究竟くっきょうの勇士が、そのまま中仙道北陸道をおぶい通いて帰国した、と言伝えて
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)