“酒料”の読み方と例文
読み方割合
さかて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒料さかてだのを要求される心配は更に無いとはいえ、ぶったくられた当人と、その身寄りの者の迷惑といったらたとうるに物がないのです。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その落着くところと、与えらるる酒料さかての胸算用を度外にして、物好きに人を載せて走るということはありません。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いて、彼等が為す悪いこととして見るべきものがありとすれば、それは酒料さかてをゆするくらいのものだろう。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)