“遺漏(ゐろう)” の例文
微力其任に堪へずと雖も、当代の人目を聳動(しようどう)したる雄篇鉅作(くさく)は問ふを待たず、治(あまね)く江湖に散佚(さんいつ)せる万顆(ばんくわ)の零玉(れいぎよく)細珠(さいしゆ)を集め、一も遺漏(ゐろう)無からんことを期せり。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)