“遁場”の読み方と例文
読み方割合
にげば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お沢 (声の下に驚きめ、身をのがれんとして、階前には衆の林立せるに遁場にげばを失い、神職の手を振りもぎりながら)御免なさいまし、御免なさいまし。(一度きざはしをのぼりに、廻廊の左へ遁ぐ。 ...
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)