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逼
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つか
ふりがな文庫
“
逼
(
つか
)” の例文
何にしても、扉の
閾
(
しきい
)
の
際
(
きわ
)
で、左足が停まるように定める必要があったのだ。何故なら、左足がその位置で停まると、続いて右足が動き出しても、それが中途で閾に
逼
(
つか
)
えてしまうだろう。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかし貴方が
三たび
(
スライス
)
で
逼
(
つか
)
えて、それ以後の韻律を失ってしまったのは、けっして偶然の事故ではないのですよ。その一語には、少なくとも
匕首
(
あいくち
)
くらいの心理的効果があるからなんです。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
... ここで幾ら
莫迦
(
ばか
)
問答を続けたところで、結局この
局状
(
シチュエーション
)
には批評の余地はございませんでしょう」と伸子は何度も
逼
(
つか
)
えながら、大きく
呼吸
(
いき
)
を吸い込んでから、「それに、私には固有の精神
障礙
(
しょうがい
)
があって、 ...
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
逼
漢検準1級
部首:⾡
13画
“逼”を含む語句
逼塞
逼迫
圧逼
侵逼
逼仄
御逼塞
逼息
差逼
他国侵逼難
切逼
国許逼塞
塞逼
外逼
必逼
相逼
逼真