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迂路々々
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うろうろ
ふりがな文庫
“
迂路々々
(
うろうろ
)” の例文
磯は
少時
(
しばら
)
く
此店
(
ここ
)
の前を
迂路々々
(
うろうろ
)
していたが急に店の軒下に積である炭俵の
一個
(
ひとつ
)
をひょいと肩に乗て直ぐ横の
田甫道
(
たんぼみち
)
に
外
(
それ
)
て了った。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「僕、」と応じはしたけれども、急に顔を上げたので誰に返事をするのであるか、自分にも分らないで
迂路々々
(
うろうろ
)
するのを柳沢は気軽に引取って
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
暗
(
やみ
)
に透して向うの様子を見ると、鉄門は開かれ、
右手
(
めて
)
の石段の上に四五人の男が
迂路々々
(
うろうろ
)
している。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
々
3画
々
3画
“迂路”で始まる語句
迂路
迂路付
迂路鼠