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轟天雷
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ごうてんらい
ふりがな文庫
“
轟天雷
(
ごうてんらい
)” の例文
「まずもって、
彭玘
(
ほうき
)
、
轟天雷
(
ごうてんらい
)
の二傑を泊中に迎え得ては、時しも非常ながら、一夜の祝宴はあってよかろう」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでに
宋朝
(
そうちょう
)
末には、
火箭
(
ひや
)
、石砲のほか、火薬による爆雷術なども発達しつつあったのか。ここに召出されて、即刻、征野へいそいで行った
轟天雷
(
ごうてんらい
)
凌振
(
りょうしん
)
の軍隊をみるに、その装備には驚目される。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禁軍武器庫の
副史
(
ふくし
)
で、かつ、砲手師範を兼ねている
凌振
(
りょうしん
)
——一名を
轟天雷
(
ごうてんらい
)
——ともいう
廷臣
(
ていしん
)
がおります。これに彼が望むところの兵士と砲をさずけて、急遽、戦地へおつかわし願われますまいか。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“轟天雷(
凌振
)”の解説
凌 振(りょう しん、Ling Zhen)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物である。
梁山泊第五十二位の好漢。地軸星の生まれ変わり。渾名は轟天雷(ごうてんらい)で、彼が率いる大砲隊の威力に由来する。子母砲、連珠砲など破壊力抜群の大砲を発明、部下を訓練し、砲兵隊の責任者を務め、梁山泊軍の無敵の強さの一因となる。
(出典:Wikipedia)
轟
漢検準1級
部首:⾞
21画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
“轟”で始まる語句
轟
轟々
轟然
轟音
轟沈
轟又八
轟大尉
轟雷雄
轟動
轟家