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転軫
ふりがな文庫
“転軫”の読み方と例文
旧字:
轉軫
読み方
割合
てんじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんじん
(逆引き)
と
俯向
(
うつむ
)
けて唄うので、
頸
(
うなじ
)
を
抽
(
ぬ
)
いた
転軫
(
てんじん
)
に
掛
(
かか
)
る手つきは、鬼が角を
弾
(
はじ
)
くと言わば
厳
(
いか
)
めしい、むしろ黒猫が居て顔を洗うというのに適する。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
時々右の
袂
(
たもと
)
の先からこぼれて出る、
転軫
(
てんじん
)
を握っている
手頸
(
てくび
)
も同じように白い。
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
形は
著
(
いちじる
)
しいものではない、胸をくしや/\と折つて、坊主頭を、がく、と
俯向
(
うつむ
)
けて唄ふので、
頸
(
うなじ
)
を
抽
(
ぬ
)
いた
転軫
(
てんじん
)
に
掛
(
かか
)
る手つきは、鬼が
角
(
つの
)
を
弾
(
はじ
)
くと言はば
厳
(
いか
)
めしい
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
転軫(てんじん)の例文をもっと
(3作品)
見る
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
軫
漢検1級
部首:⾞
12画
“転軫”で始まる語句
転軫橋
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谷崎潤一郎
泉鏡花