軍飛脚いくさびきゃく)” の例文
しかし、さすがに信長は、ゆうべも夜半に、何度となく起きて、軍飛脚いくさびきゃくもたらして来た報告をひらいたし、今夜も、極めて粗略な夕食をすますと直ぐ、大広間の陣務の席へ着いていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
軍飛脚いくさびきゃくおおかみか雪女よりほかはとおるまい。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)