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躰質
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たいしつ
ふりがな文庫
“
躰質
(
たいしつ
)” の例文
繩や
蓆
(
むしろ
)
やわら束などを売るのがしょうばいで、五尺そこそこの肥えた
躯
(
からだ
)
で、十二月だというのに吹き出るような汗をかく
躰質
(
たいしつ
)
だった。
枡落し
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
躰質
(
たいしつ
)
もそうだったかもしれないが、三十男のその手代は、九つという幼ないおゆみにいたずらをし、「人に告げると殺してしまう」と
威
(
おど
)
した。
赤ひげ診療譚:08 氷の下の芽
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
登はちょっとまをおいて云った、「あれは頭が狂っているんではなく、
躰質
(
たいしつ
)
からきたものなんだがね」
赤ひげ診療譚:04 三度目の正直
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「そう、たとえば
躰質
(
たいしつ
)
だ」と甲斐は静かに云った
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
躰
部首:⾝
12画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“躰”で始まる語句
躰
躰躯
躰力
躰臭
躰当
躰温
躰裁
躰格
躰中
躰屈