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踽〻然
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くくぜん
ふりがな文庫
“
踽〻然
(
くくぜん
)” の例文
少年は川上へ堤上を
辿
(
たど
)
って行った。暮色は
漸
(
ようや
)
く
逼
(
せま
)
った。肩にした竿、手にした
畚
(
ふご
)
、
筒袖
(
つつそで
)
の
裾短
(
すそみじ
)
かな頬冠り姿の小さな影は、長い土堤の小草の路のあなたに段〻と小さくなって行く
踽〻然
(
くくぜん
)
たるその様。
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
踽〻然
(
くくぜん
)
として
夕陽
(
せきよう
)
の山路や
暁風
(
ぎょうふう
)
の
草径
(
そうけい
)
をあるき廻ったのである。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
踽
部首:⾜
16画
〻
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“踽”で始まる語句
踽
踽々