“踏鞴”の読み方と例文
読み方割合
たたら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紀州熊野の深山でも、一たたら、または一本踏鞴たたらなどと伝え、かつて勇士に退治せられた話がある。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
大なる踏鞴たたらというものを作り、それを足で踏んで盛んに炭の火を起こし、金属を鎔解していろいろの器物を造る人ばかりが、山にかまを築いて多量の炭を製するの必要を持っていたゆえである。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)