跳上おどりあが)” の例文
金魚も水をとりかえてもらって跳上おどりあがっているのであろう。私の鉢のまるっこの子は、大きくなったかしら、背中がはげてきたかしら、目高めだかがつッつきゃしないかしら——
古代の衣冠を着けたる一人の王は、端然として坐しいたり、余は跳上おどりあがって喜べり、オオ生ける人! 生ける人! と、余りの懐かしさにたえずその前に走り寄れば、こはそもいかにこはいかに
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)