トップ
>
跋扈
>
ふみはだ
ふりがな文庫
“
跋扈
(
ふみはだ
)” の例文
神使のざうりとりさきにはせきたりて
跋扈
(
ふみはだ
)
かり、大
声
(
こゑ
)
にて正一位
三社宮
(
さんじやのみや
)
使者
(
ししや
)
と
大呼
(
よばゝる
)
。神使を見て
亭主
(
ていしゆ
)
地上に平伏し、神使を引てかの正殿に座さしむ、
行列
(
ぎやうれつ
)
は家の左右にありて
隊
(
たい
)
をなす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しかもその下から大刀の
鞘
(
さや
)
と小刀の
小尻
(
こじり
)
とが見えていた様子といい、一壇高き切株へどッかと腰を打ち掛けて、屋台店の
蟹
(
かに
)
と
跋扈
(
ふみはだ
)
かッていた
為体
(
ていたらく
)
といい、いかさまこの中の
頭領
(
かしら
)
と見えた。
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
“跋扈”の意味
《名詞》
跋扈(ばっこ)
思うままに勝手なふるまいをすること。
《動詞》
(自動詞) 思うままにのさばる。
(出典:Wiktionary)
跋
漢検1級
部首:⾜
12画
扈
漢検1級
部首:⼾
11画
“跋扈”で始まる語句
跋扈跳梁