足越あご)” の例文
出口の腰障子こししょうじにつかまって、敷居しきい足越あごそうとした奈々子も、ふり返りさまに両親を見てにっこり笑った。自分はそのまま外へ出る。
奈々子 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
出口の腰障子につかまつて、敷居を足越あごさうとした奈々子も、振返りさまに兩親を見てにつこり笑つた。自分は其儘外へ出る。
奈々子 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)