“足越”の読み方と例文
読み方割合
あご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出口の腰障子こししょうじにつかまって、敷居しきい足越あごそうとした奈々子も、ふり返りさまに両親を見てにっこり笑った。自分はそのまま外へ出る。
奈々子 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
出口の腰障子につかまつて、敷居を足越あごさうとした奈々子も、振返りさまに兩親を見てにつこり笑つた。自分は其儘外へ出る。
奈々子 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)