趙範ちょうはん)” の例文
今日のところは、放してやるから、城中へ戻って、よく太守趙範ちょうはんにも告げるがいい。何も求めて滅亡するにはあたるまい
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武陵ぶりょうには太守金旋きんせんがあり、長沙ちょうさには韓玄かんげん、桂陽には趙範ちょうはん零陵れいりょうには劉度りゅうどなどが、おのおの地盤を占めております。この地方は総じて、魚米の運輸よろしく、地も中原に似て、肥沃ひよくです。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太守の趙範ちょうはんは、すこぶる弱気だった。それを叱咤して
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)