“越後街道”の読み方と例文
読み方割合
えちごかいどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城下から西北へ一里、鶴沼川つるぬまがわの近くに神指城趾こうざしじょうしがある、今はあとばかりがそれかと思われるのみ、越後街道えちごかいどうを行く人の眼に、土地の栄枯をわずかに語るに過ぎない。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
えのき屋敷」と呼ばれるその家は葉川村の段丘の上にあり、ほぼ南北にのびる越後街道えちごかいどうと、魚野うおの川が眺められ、白い土塀をまわした広い屋敷の東南の隅に、樹齢五百年以上といわれる榎が
榎物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)