“質流”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しちなが50.0%
しちながれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、出てるよ」とイワン・ドミートリッチは言った、「だけど、お前の富札は質流しちながれになってるんじゃないのかい?」
富籤 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
質流しちながれになった時、この仏像を池田瑞長が買った。しかるに東堂はのち金が出来たので、瑞長に交渉して、あたいを倍してあがない戻そうとした。瑞長は応ぜなかった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)